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覆面@あとがき

覆面作家企画2、正解一覧が発表されました。
おーやっぱりあのかただった、というものもあれば、えーまさかこの作品を! というものまで。作者がわかってから読むと、また違った面白さがありますねー。
そんなわけで、Dブロックに潜伏していた藍川の作品はこれでした。

*

作品の番号&アドレス
 D-09
 HTML版 http://fukumennkikaku.web.fc2.com/d009.htm
 BLOG版 http://fukumennkikaku.blog75.fc2.com/?cat=4&page=8

作品タイトル
 夜に一月蝿がやってきて

ジャンル
 現代(ブラック? ユーモア? コメディ?)

作者
 藍川せぴあ

サイトタイトル&アドレス
 サクラボシ
 http://sepia129.client.jp/

あらすじ
 新年早々、受験勉強に勤しむ『俺』の部屋に入りこんだ一匹のハエ。知りたいことをなんでも一つ教えてやるというのだが…。

作品の発想、思いついたきっかけなど。
 「お星さまになった」ネタをどうしても使いたくて、さらにそれをオチに持ってきたくて…。インパクトを強めるなら、えー! 死んじゃったのー!? ってな理不尽な死に方がいいなあと思いまして。
 ただなぜハエかといわれると、今となっては忘却のかなたです。たぶん、いつの間にか部屋に入りこんでいた、というシチュエーションに一番しっくりきたのがハエだったのでしょう。蚊では気づかれないかもだし、動物では入りこむとき気づかれるだろう、と。…あ! それにほら! ベルゼブブってハエの姿をした悪魔もいるくらいだし!(あからさまに後付け)

ストーリーの構築において特に気を使った点などを教えて下さい。
 主人公が最終的に何を願うのか、口に出すまでわからないように。それから、オチを悟られないように…ですが、唐突すぎてわかりにくくなってしまったというorz 反省です。

削ったエピソードなどありましたらどうぞ。裏話歓迎です。
 短編なのに、珍しく削らずに済みました。
 反対にあとから付け加えたのが『一月蝿』。最初の仮タイトルは、『ある夜、ハエがやってきて』でした。でもいまいちだったので考えなおしたところ、ハエ…蝿…そういや「うるさい」って「五月蝿い」とも書くよな。一月のハエなら一月蝿か? しかしなんて読むんだこれ…「五月蝿」が「さばえ」なら、「一月蝿」は「むばえ」? まあいいか、読めなくて字面でニュアンスが伝わるだろうし…という流れで現タイトルに決定。そこに繋がる主人公とハエの会話もそのとき付け加えたのでした。

その作品の続編または長編化のご予定は?
 オチがオチだけに無理でしょうな(笑) ハエがまた別の人物のもとへ現れる可能性は否定できません。

その作品で気に入っている箇所はどこですか?
 尾を引きすぎなところ。
 執筆していて気分が乗ってくるとすぐおフザケに走る悪い癖があって、このくだりもその場の勢いで書いてしまいました。でもオチの黒さを多少緩和できたのではないかなーと。

推理期間中、褒められた点は?
 オチに全力投球だったので、オチがよかった、と言っていただけて死ぬほど嬉しかったです。あと、テンポがよかった、というのも涙。主人公のあほな思考も笑っていただけたようで、光栄のいたりでした。さらに、「四百字詰め原稿用紙二十枚分あっても~」につっこんでくださったかたもいらっしゃって感激!

個人的反省点。
 勝手に項目を付け加えさせていただきましたm(_ _)m
 やはりオチが唐突すぎてわかりにくかったという点。うう、力不足ですなあ…。伏線が弱すぎたのですよね。
 言い訳がましく補足させていただくと、なぜに葬式か。それはやっぱり、ひとの本音を聞くのはこの席が一番でしょう、とうことで。でも「死んだ人間を悪く言う者はいない」という言葉もあるとおり、友人や担任教師の言葉が本心とは限らない……あれ? それって契約違反じゃね? ハエ。
 それからものすごくわかりにくい伏線なのですが、ハエが心の声を聞くことができたということ。「はなからうるさいほど聞こえていた」ため、冒頭で主人公がハエの命を軽んじていたこともばっちり聞かれてしまっていた。そのため、ハエもむかっ腹が立っちゃったんでしょう。
 部屋の温度一、二度分よりも軽い~!? だったらその軽~い命とおまえの命を引き換えにしてやるぜへへーん。by.ハエ。

推理されてみて、どうでしたか?
 いやー、みなさん理にかなった推理をされていて、感嘆しっぱなしでした。
 面白かったのは、「書き手は男性っぽい」と思われたかたが何人かいらっしゃったこと。やー、やっぱり自分は男のノリなんだなーと改めて思いました。ええ、嗜好というか感性というか、具体的には趣味が完全に男のそれです。
 あとすごい鋭いかたがいらっしゃって…ひい! 読んでますよハルヒ。ななななんでそんなことまでわかっちゃうのー!? さらに、はい、死にオチはじつは二度ほど前科があるのです。『願いごと、三つ』を推理材料になりそうなものとして出していたら、一発でバレちゃってただろうなあ…。

推理してみて、どうでしたか?
 むーずーかーしーいー。みなさま文章力がありますから、フェイクを使われたらそりゃもうわかるわけがないですよ。でもそれでも当てちゃうかたがいらっしゃるのだからすごい…。
 期間中に感想をすべて書けなかったのが非常に心残りなのですが、個人的にこのかただけは! と思っていたかたは当てられたので満足です。

推理をかわすための策は用意しましたか?
 特にないです。自分らしさを出したつもりもないのですが、自然体で書きました。

この企画に参加して、改めて気づいたことはありますか?
 お題の消化の仕方は本当に千差万別なんだなーと。最初にボツにした作品は流れ星ネタだったのですが、「あ、流れ星」と出だしがもろに被ってる作品があって、別のを提出してよかった…とちょっとほっとした。のですが、「お星さまになっちゃった」ネタもそれはそれで、しかもDブロックになぜか集中しているようで、あぎゃー!
 それから、やはりそれぞれ文章の癖というものが存在しているのだなーとも。句読点の打ち方一つ、漢字の使い方一つにまで個性が出ていて面白かったです。それだけで理系か文系かまでわかっちゃうなんてすごいですよね。

参加作品の中で印象深い作品をあげてください。
 アノらロカリス…はい、C-07『カンブリアより愛を込めて』。好きだなあ。あとハナモゲのインパクトもすごかった。

読み手さんに一言。
 全作品読みきったかた万歳。さらに推理しきったかた万々歳。あなたが一番この企画を楽しまれたと思われます。お疲れさまでした!
 そして当方の作品を読んでくださったかた、さらにサイトに訪れて推理までしてくださったかた、本当にありがとうございました。

他の参加者さんに一言。
 普段読まないようなタイプの作品から、こりゃすごいとノックアウトされるような作品まで、どの作品も大変楽しく読ませていただきました。そしてとても勉強になりました! また企画等でご一緒させていただく機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

企画者さんに一言。
 お疲れさまでした! そしてありがとうございます!
 もうこの言葉に尽きます。ご自身が推理に参加できないというのは、歯がゆい思いだったのかもしれません…。このような場を設けていただき、心よりお礼申し上げます。



おまけ。掲示板とトラバからたどってみた推理の集計結果です。取りこぼしもあるかもしれませんが、こんな感じでした。
わりとばらけてるけど、票は三点に集中している模様。『星に願いを』と『掌の中の星』は、どちらもかわいらしくて温かい気持ちになれるお話…ですが、一月蝿はおかしなテンションのコメディ。私なんぞに間違えられて申し訳ないっす。

D-02 兄嫁 ■
D-03 オチボシ ■
D-04 星に願いを ■■■
D-06 なつやすみ ■
D-08 掌の中の星 ■■■
D-09 夜に一月蝿がやってきて ■■■
D-11 曇りのち雨 ところにより神さま ■

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